おたより ②

 

   最近いただきましたお便り中から、いくつかをご紹介します。掲載了解くださいました方々に感謝いたします。販売のページにメールアドレスがありますので、ご感想などお寄せいただけるとうれしいです。

   森下辰衛先生

   ありがとうございます。居ながらにして、神楽岡公園周辺の散策ができました。Google地図で場所を確認しながら、楽しみました。木々の芽吹きが聞こえてくるような気がします。散り敷いた桜の花びらの1枚1枚が何と美しいことでしょう。ニリンソウを見守っているように思われます。
   そして、「六花亭」の看板を見て嬉しくなりました。最近「旅の気分だけでも」と親しい人に六花亭の「十勝日誌」を贈ったからです。「The Sun蔵人」のお菓子も取り寄せてみようと思います。
   本日(5/15)の中村吉蔵のご紹介も興味深く参考になりました。
   いろいろ有意義な情報とご配慮に感謝しております。      N

※写真は旭川六条教会。

   ありがとうございます。新緑の常磐公園、素敵ですね!散策しながら、緑の濃淡や色合いの微妙な違いが周りの景色と美しいハーモニーを奏でているようで、思わず立ち止まってしまいました。一口に「緑」と言っても、本当に色々な緑があるのに驚かされます。文学作品との関りや歴史的背景も勉強になりました。
   5/22の「ハジマリニ老人ガ二人バスヲ待ツテヰタ」を拝読して、なるほどと頷かされました。「海嶺」をむさぼるように読んだ時のことが思い出されます。作品となり多くの読者に届くには、こんな背景があったのですね。いろいろ学ばせていただいたことに感謝申し上げます。      N

 

   森下先生

   お元気ですか。いつもブログを楽しみに読ませていただいています。写真もとてもきれいですね。「神さまってエコひいき!」を読んで、綾子さんも決して最初から苦難を喜べたわけではない(当然ですよね)ことを改めて深く考えさせられました。今まで、綾子さんは特別なんだと心のどこかで思っていました。でも、綾子さんのように懸命に尋ね求めていけば、私も困難の中でも恐れずに、神さまの計らいを喜べるように、いつかなれるのかもしれないと勇気をもらいました。
   富弘さんの記事も何度も読み返しました。
   「シオンガーデン」はどなたかモデルがいるのでしょうか…、最後の12月12日に(個人的に大事な日なので)ドキッとしました。主人も私も元気にしています。森下先生もお元気にお過ごしください🍀それではまた。      A

※写真は三浦綾子さんが通った大成小学校跡地に咲いていたワスレナグサ。『雪のアルバム』にも出てくる花です。

このブログを書いた人

森下 辰衛
森下 辰衛三浦綾子読書会代表/三浦綾子記念文学館特別研究員
 1962年岡山県生まれ。1992年から2006年3月まで福岡女学院短大および大学で日本の近代文学やキリスト教文学などを講義。2001年より九州各地で三浦綾子読書会を主宰、2011年秋より同代表。
 2006年、家族とともに『氷点』の舞台旭川市神楽に移住し、三浦綾子文学館特別研究員となる。2007年、教授の椅子を捨て大学を退職して以来、研究と共に日本中を駆け回りながら三浦綾子の心を伝える講演、読書会活動を行なっている。
 著書に『「氷点」解凍』(小学館)、『塩狩峠』の続編小説『雪柳』(私家版)、編著監修に『三浦綾子366のことば』『水野源三精選詩集』(いずれも日本基督教団出版局)がある。NHKラジオ深夜便明日への言葉、テレビライフラインなどに出演。