2022年3月11日(金) / 最終更新日時 : 2022年3月20日(日) 森下 辰衛 おたより おたより ⑳ 最近いただきましたおたよりを紹介させていただきます。最初のものは、三浦綾子の小説『ちいろば先生物語』の主人公榎本保郎の長女るつ子さんからいただいたお手紙です。ご許可いただき、そのまま掲載いたしました。ちいろば先生の温かさが沁みてくるエピソードです。
2022年1月17日(月) / 最終更新日時 : 2023年6月28日(水) 森下 辰衛 三浦綾子読書会 「シオン・ガーデン」読書会 私が書いた短篇小説「シオンガーデン」の読書会をしました、というお便りをいただきました。拙いものを取り上げて読んでくださり、びっくりで、うれしくて、読書会で出た感想を読ませていただくと、なるほどー、でした。ご紹介します。
2021年7月13日(火) / 最終更新日時 : 2021年7月13日(火) 森下 辰衛 三浦綾子読書会 “最後まで耐え忍ぶ者は救わるべし”- 黒江勉さんを偲んで 2021年1月28日、黒江勉(くろえつとむ)さんが95歳で亡くなられました。三浦夫妻と最も長い期間友人であった方の一人で、前川正と三浦光世の両方を生で見たことのある数少ない証言者の一人でもありました。 黒江さんは1925(大正14)年6月12日、父三郎さん、母トヨさんの第一子長男(五人兄弟となる)として札幌で生まれました。
2021年4月21日(水) / 最終更新日時 : 2021年4月21日(水) 森下 辰衛 プライベート すこし春~近況 皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?長らくブログはお休みしておりますが、春になった旭川で元気にしております。先週の10日土曜日は、三浦綾子読書会のオンライン委員会の皆さんが多くの労をとって準備して下さった初めてのオンライン講演会でした。これからの読書会の一つの柱にもなるかも知れない活動、その第一回ですから、久しぶりに少し緊張して準備しました。
2020年12月19日(土) / 最終更新日時 : 2020年12月19日(土) 森下 辰衛 文学散歩 初冬の峠 ― 塩狩駅存続を願って和寒町へ 和寒町の子どもたちはひと学年が20人ばかり。過疎の町の厳しさも感じましたが、それだけに郷土愛を持ってほしいという願いもひとしお。それで、「どうでしょう、私たち三浦綾子読書会は若い方々に『道ありき』を贈呈しているのですが、和寒町の中学生のみなさんにプレゼントさせていただけないでしょうか?或いは『塩狩峠』でも大丈夫です」と、勝手に話をすすめるのが、代表の悪い得意技。
2020年9月23日(水) / 最終更新日時 : 2020年9月24日(木) 森下 辰衛 水野源三 千曲川のほとり ― 源三さんの坂城と小諸の柳澤さん 源三さんは1937(昭和12)年、この町に生まれ元気に成長しますが、9歳のとき赤痢の高熱による脳性麻痺で、首から下と言葉の自由を失いました。50年に受洗。55年頃からは五十音表を使って瞬きで詩作を始め、75年に榎本保郎牧師らの尽力で第一詩集『わが恵み汝に足れり』が出版されました。以下全部で四冊の詩集が刊行されましが、84年、47歳で召天しました。
2020年9月20日(日) / 最終更新日時 : 2020年9月21日(月) 森下 辰衛 三浦綾子読書会 “祈りのマスク”~信州小諸から この素晴らしい詩画は、千曲読書会の及川尚子さんの作品です。今日はこの及川さんご夫妻が営んでおられるギャラリー・懐石喫茶“麦の家”で、zoom礼拝を共にさせていただきました。詩画、服飾、料理等、多くの賜物をお持ちの及川さんですが、コロナで活動が制限された中で、祈って与えられたのが“祈りのマスク”でした。
2020年9月3日(木) / 最終更新日時 : 2020年9月3日(木) 森下 辰衛 被災地 津波を最初に受け止めたもの ー 震災遺構中浜小学校 東日本大震災の津波で被災した宮城県山元町の海岸近くで、震災遺構中浜小学校の整備工事が進められていました。今日は、仙台空港に着いてすぐ、仙台めぐみ教会の魚本先生と共に山元町にある教会「のぞみセンター」を訪問しました。ここは2012年に三浦綾子さんの本を贈呈して以来でした。
2020年8月19日(水) / 最終更新日時 : 2020年8月19日(水) 森下 辰衛 三浦綾子読書会 「マッテイルコトハ、ジンセイノタノシミ」― 文学館読書会再開 昨日8月18日13時半から約2時間、三浦綾子記念文学館での読書会を再開しました。2月以来半年ぶりの、まさに“待ちに待った”例会になりました。課題は『天北原野』上巻「藤八拳」の章の前半25ページほど。いつもの半分ほどの7人の参加者でしたが、全員マスクをして1ページずつ輪読し、10分ほど置いて、のち語り合いました。
2020年6月21日(日) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 文学散歩 お誕生日に 今日は二人の大切な友だちの誕生日です。そのうちの一人が小林弘昌さんです。小林さんは1954年6月21日生まれですから、66歳になられました。この写真は2006年6月に撮ったもので、左が小林さん、右は『続泥流地帯』の登場人物でもある清野(旧姓吉田)ていさんです。小林さんの車でこの日、上富良野のていさんのお宅を初めてお訪ねしたのでした。