2020年3月27日(金) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 コロナの時代に 「わたしをどのようにでもなさってください」― 旭川六条読書会 首都圏は緊迫して来ているようで心配していますが、こちらは非常事態宣言が解かれ、最近は感染者が出ていない旭川です。昨夕は旭川六条教会で読書会が開かれました。参加者7人でした。換気、対人距離、マスク(ない人もいましたが)、飲み物(持参に切り替え)に気をつけました。
2020年3月25日(水) / 最終更新日時 : 2020年7月7日(火) 森下 辰衛 三浦光世 祖父逝きし後の幾夜を平仮名を ― 三浦光世の短歌 ② 祖父逝きし後の幾夜を平仮名をたどりつつ聖書読みゐし祖母よ 父貞治さんが逝き母シゲヨさんが髪結い修行に出て、光世さんは母方の祖父宍戸吉太郎さんの家に預けられました。祖母モトは吉太郎の後添いでしたが、無類に優しい人で、血のつながらない子どもたち(光世さんの母の弟妹たち)も「実の母より優しかった」と言っていたほどだったようです。
2020年3月21日(土) / 最終更新日時 : 2020年7月7日(火) 森下 辰衛 三浦光世 幼吾ら三人を置きわが母を置き ― 三浦光世の短歌 ① 幼吾ら三人を置きわが母を置き昭和二年父逝けり三十二才にて 1927(昭和二)年、三歳で父を喪った光世さんが、勿論そのときには何も分かる年齢ではなかったのですが、長い時間を経て、大人になり、わずか三十二歳で逝った父貞治さんのこころを思って詠んだ歌です。まだ二十代だった妻シゲヨさんと幼い三人の子ども(長女は既に親族の家に養子に出していました)を置いてゆかねばならなかった辛さを想いみると、きっと一人一人のこれからへの心配に、父は胸が絞られるようだっただろう。
2020年3月20日(金) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 三浦綾子を読む 春を待つこころ ― 『天北原野』から 週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行きました。そして墓の外に立って泣いていました。彼女がこの世でただ一人愛する人、彼女にとっての命であった存在、彼女の心をその愛で満たしてくださった唯一の方が無残にも、死によって彼女から取り去られたからです。彼女はその人の墓に来ました。そこにあるのは彼女の愛の希望が本当の終わりになったことの確認だけでした。
2020年3月19日(木) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 コロナの時代に 前にしか進めない ― 茨城県取手市で読書会 今日3月19日(木)午後、茨城県取手市の取手ウエルネスプラザで三浦綾子読書会講演会が参加者11名で開かれました。コロナ禍で予約されていた部屋のキャンセルが多かったために広い部屋に移ることが出来てまばらに座れ、天気も良かったので換気も充分できて、快適でした。
2020年3月13日(金) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 コロナの時代に コロナ禍の中でも読書会 昨日、コロナ先進地北海道の苫小牧の糸井福音教会で、定例の三浦綾子読書会(講演会)が開かれました。苫小牧から小樽までの札幌近郊読書会8箇所の会場教会や世話人の方々に意向をお聞きして、結果7箇所が中止(一つは部屋が狭いので私が決めました)となりましたが、苫小牧糸井の細川先生と教会員の皆さんが「こんな時だからこそ開催したい」と強く意志を表明なさったので開催することにし、行って参りました。