おたより ⑬
森下辰衛先生、
週末には雪深い和寒町役場を訪れてのお働きを感謝いたします。
ブログで読ませていただき、和寒町役場の方々の思いにも少し触れることができたようで、うれしく思っています。
地域の中学生たちにも、伝わるべきものが引き継がれていきますことを祈りました。
森下先生
こちらは厳戒態勢ですが、今のとこは普通に仕事ができています。入院が怖いと、皆さん自宅で耐えています。食料を運んだりごみを捨てたり、なんだってしちゃう便利看護師です。年末年始は多分ないなと思います。
実は、今日のクリスマスイブに夫婦揃って洗礼を受けました。私はクリスチャンホームに生まれ、家庭集会で信仰を深めていましたが、結婚してから山あり 谷ありで、どろどろボロボロ、前川さんのように、足を石でたたいて自分の信仰の弱さを嘆いた時期もありました。夫婦で信仰をわかち合えたら……と、いつも祈っていたのです。話せば長くなりますが、森下先生をはじめ沢山の方との出会いが夫婦受洗につながりました!コロナのために、延期?もあるかもでしたが、計3名がカトリック信者となりました。森下先生に一番に報告しちゃいました。小さな小さなお聖堂で、こころのこもったクリスマスミサに与りました。
イエス様が生まれて来て下さって、良かったです。こんなに待ち焦がれたイブは初めてでした。
感謝と共に
少し遅れましたが、クリスマスおめでとうございます。今年も三浦綾子さんの本をプレゼントすることが出来ました。ブックオフのものですが、色々な人達が読み、そして手放して行った本である、と感じてます。回り回って私の所に来て、それがまた他の人の手に渡る。古本はそんな役割があるのだなぁ~、と思います。発達に課題のある子供達との毎日ですが、職場に北海道とゆかりのある人がまた増えました。地区のエリア長が北海道出身です。もう北海道から離れて6年になりますが、またいつか行きたいです。読書会のこと、続けてお祈りしています。
ブックオフが出来てから、三浦綾子さんの文庫本のコーナー(2箇所あり、100円台とそれ以上です)には必ず行きます。それがメインでブックオフに行ってますから。そしてハードカバーのコーナーで、「み」で始まる作家の所に行きます。文庫本のコーナーでは、「三浦綾子」というネームプレートに本が斜めになって支えられるように、他の作家の本を別の棚に少しきつくなるように入れたりして、三浦さんの本の在庫が棚にあげられて、少しでも沢山の三浦さんの本が並べられるようなこともしてます。私はやっぱり、今だと110円の値札が貼られている古本が好きです。108円の値札の上に、110円の値札が貼られている古本や、ずっと100円が貼られたままの古本も好きです。100円台が1番安い値段なので、日に焼けていたり、汚れていたり、中には鉛筆で線が引いてある本があり、どういう人がどういう思いで線を引いたのか?と考えさせられます。プレゼントする本は、プレゼント用の入れ物に入れてあり、石鹸を上に乗せてあります。やっぱり古本の香りがしますが、私はそれが愛しいです。私が救われたきっかけが、大学の同級生から自宅に送られてきた『道ありき』だったからです。
このブログを書いた人
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1962年岡山県生まれ。1992年から2006年3月まで福岡女学院短大および大学で日本の近代文学やキリスト教文学などを講義。2001年より九州各地で三浦綾子読書会を主宰、2011年秋より同代表。
2006年、家族とともに『氷点』の舞台旭川市神楽に移住し、三浦綾子文学館特別研究員となる。2007年、教授の椅子を捨て大学を退職して以来、研究と共に日本中を駆け回りながら三浦綾子の心を伝える講演、読書会活動を行なっている。
著書に『「氷点」解凍』(小学館)、『塩狩峠』の続編小説『雪柳』(私家版)、編著監修に『三浦綾子366のことば』『水野源三精選詩集』(いずれも日本基督教団出版局)がある。NHKラジオ深夜便明日への言葉、テレビライフラインなどに出演。
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