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「カバの背中に乗って」森下辰衛の公式ブログ

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2020年12月2日(水) / 最終更新日時 : 2020年12月3日(木) 森下 辰衛 詩

シオン、彼は君の名前を呼ぶ

君が生まれる何億光年も前から、彼は君の名前を呼んでいた。
シオン。
君の名前は、世界のどんな名前よりも美しい。
永遠から永遠まで、
彼が呼ぶ名前、
彼が愛する名前だから。 
君の名前は、彼の遥かな愛。
君の名前は、彼の深い計画。
君の名前は、彼と一緒に歩く旅の目的地点。

2020年12月1日(火) / 最終更新日時 : 2020年12月1日(火) 森下 辰衛 三浦綾子を読む

小林多喜二、いのちと家族の記憶-三浦綾子、守分寿男の仕事から

1903(明治36)年12月1日、小林多喜二は秋田県北秋田郡下川沿村(現大館市)に小作農家の次男として生まれました。少し古い資料では「10月13日」となっているものが多いようですが、それは旧暦の日付のようです。さて、小林多喜二と三浦綾子との関わりですが、1977年と言いますから綾子さんが『泥流地帯』を書いていた頃だったようですが、光世さんが綾子さんに小林多喜二の母を書いて欲しいと頼みました。

2020年11月30日(月) / 最終更新日時 : 2021年3月20日(土) 森下 辰衛 幸福な王子

オスカー・ワイルド「幸福な王子」を読むために

今日、11月30日はオスカー・ワイルド(Oscar Wilde 1854-1900)の命日です。ワイルドはアイルランドのダブリン出身の詩人、小説家、劇作家。オックスフォード在学中から耽美派の主導者となり、機知とダンディ振りを発揮し、ひまわりの花を胸にかざってロンドンの街を闊歩したのは有名です。彼の童話「幸福な王子」をクリスマスまでに何回かで読んでみたいと思います。

2020年11月28日(土) / 最終更新日時 : 2020年11月28日(土) 森下 辰衛 文学散歩

淋しくはない、キリストと話をしているから-三浦光世の父貞治

11月28日は三浦光世さんの父貞治(ていじ)さんの命日です。1927(昭和2)年32歳でした。貞治さんは1895年福島市に生まれ、20歳になるかならぬかで単身渡道、北見滝上に入植して開拓を始めました。十代のとき福島県の伊達でキリスト教に出会っていたようです。入植した滝上の滝西地区は両側から山が迫る狭い土地でした。

2020年11月25日(水) / 最終更新日時 : 2020年11月25日(水) 森下 辰衛 三浦綾子

あんたはわしの同労者や!-川谷威郎先生の思い出

11月25日は川谷威郎(かわたにたけお)先生の命日です。2009年80歳でした。旭川六条教会の牧師を務めたのは1961~76年の15年で、『この土の器をも』などによれば、綾子さんは1963年『氷点』を執筆中、人間の社会はなぜこんなにも幸福になりにくいのかと考え、罪の問題につき当たりました。そのとき、彼女の思索の支えとなり、多くの示唆を与えたのが、旭川六条教会の川谷威郎牧師の説教でした。

2020年11月24日(火) / 最終更新日時 : 2021年3月19日(金) 森下 辰衛 おたより

おたより ⑪

最近皆さまからいただきましたおたよりのなかから、お二人のものを抜粋でご紹介します。マンネリにならないように、気をつけているつもりですが、広さも深さも足りないので、少しずつです。お応えできるかどうかは分かりませんが、こういうのを知りたいとか、ご希望がありましたら、どうぞお便りください。

2020年11月23日(月) / 最終更新日時 : 2020年11月23日(月) 森下 辰衛 三浦綾子を読む

一番大事にされなければならないのは、弱い人です。-三浦光世の母シゲヨ

1978年11月23日三浦光世さんの母繁代(シゲヨ)さんが亡くなりました。死因は心臓喘息78歳でした。結婚の時期は正確には分かりませんが、おそらく1917年ごろ、シゲヨさんが福島の宍戸家から北海道北見滝上の三浦貞治さんに嫁いだときはほぼ17歳。貞治さんは数年前に福島から単身入植して開拓していました。

2020年11月18日(水) / 最終更新日時 : 2020年11月18日(水) 森下 辰衛 文学散歩

「枯木に花も咲くからなあっ!」-大正15・11・18復興反対集会の拓一

1926(大正15)年11月18日、「十勝岳爆発による泥流罹災地は絶対復興の見込なく、多額の費用を投ずるは無意味に国費を放棄するものである」と主張する復興反対期成会(会員約15名)によって、上富良野村市街地で村民大会が開かれました。会場となった三共座は大正時代に栄えた共楽座が経営不振になった後を引き継いだもので、後に新築されて永楽座、更に上富良野劇場と名前を変えてゆきます。

2020年11月16日(月) / 最終更新日時 : 2023年6月28日(水) 森下 辰衛 小説

李(すもも)― 前川秀子から綾子への手紙 抄 2

珍しく雪の遅い年でした。胸を病む人のいる家にはありがたいことでしたが、でも季節はいつまでも猶予してはくれません。その日、昭和二十八年の十一月十六日、お昼から旭川に初雪が降り始めました。気温も下がって初雪がそのまま根雪になりそうな気配でした。雪を見た正は、あなたの家に行くと言いだして、着替えを始めたので、驚きました。

2020年11月14日(土) / 最終更新日時 : 2020年11月14日(土) 森下 辰衛 水野源三

兄水野源三にもらったもの-林久子『悲しみよありがとう』

堀田綾子の奇跡が、前川正のいのちがけの愛によって始まり、三浦光世に引き継がれていったように、水野源三という奇跡も、宮尾隆邦牧師、高橋三郎、榎本保郎という器によって結実してゆきました。でも、一番の働き手は、坂城という美しくも平凡な地方の町と水野家という普通の家庭、そして特にこの家の女性たちでした。この本は、源三さんの妹林久子さんによる思い出の記です。

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森下 辰衛 / Morishita Tatsue

photo_morishita

三浦綾子読書会代表/三浦綾子記念文学館特別研究員

 1962年岡山県生まれ。1992年から2006年3月まで福岡女学院短大および大学で日本の近代文学やキリスト教文学などを講義。2001年より九州各地で三浦綾子読書会を主宰、2011年秋より同代表。
 2006年、家族とともに『氷点』の舞台旭川市神楽に移住し、三浦綾子文学館特別研究員となる。2007年、教授の椅子を捨て大学を退職して以来、研究と共に日本中を駆け回りながら三浦綾子の心を伝える講演、読書会活動を行なっている。
 著書に『「氷点」解凍』(小学館)、『塩狩峠』の続編小説『雪柳』(私家版)、編著監修に『三浦綾子366のことば』『水野源三精選詩集』(いずれも日本基督教団出版局)がある。NHKラジオ深夜便明日への言葉、テレビライフラインなどに出演。



公式Twitter @Morishita Tatsue





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