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「カバの背中に乗って」森下辰衛の公式ブログ

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2020年9月7日(月) / 最終更新日時 : 2020年10月10日(土) 森下 辰衛 おたより

おたより ➅

最近いただきました感想のお便りの中からいくつかを紹介させていただきました。三浦綾子の物語や私の語る物語を何らかの光として受け取ってくださって、ご自分の物語を照らして語り直してゆくきっかけにしていただけたら、本当にうれしいです。

2020年9月6日(日) / 最終更新日時 : 2020年9月6日(日) 森下 辰衛 創作

カバゴジラ

その人をぼくは「おねえちゃん」と呼んでいた。けれど、ときどき、機嫌の悪い時や機嫌の良いときには「カバゴジラ!」と呼んだ。ぼくに姉はいない。兄がいるだけで、二人兄弟だ。カバゴジラは、母の妹だから、本当は叔母ということになる。でもぼくは小さいころ、カバゴジラを「おねえちゃん」と呼んでいた。

2020年9月5日(土) / 最終更新日時 : 2020年9月5日(土) 森下 辰衛 マザー・テレサ

貧しさ ー マザー・テレサのこころ

9月5日はマザー・テレサの命日です。1997年でした。マザー・テレサ(本名アグネス=ゴンジャ・ボワジュは1910年8月27日、現マケドニア共和国・スコピエのアルバニア人商家に生まれました。1928年9月に18歳でアイルランドのロレット修道会の修道女となり、教会の派遣事業でインドに渡りました。

2020年9月3日(木) / 最終更新日時 : 2020年9月3日(木) 森下 辰衛 被災地

津波を最初に受け止めたもの ー 震災遺構中浜小学校

東日本大震災の津波で被災した宮城県山元町の海岸近くで、震災遺構中浜小学校の整備工事が進められていました。今日は、仙台空港に着いてすぐ、仙台めぐみ教会の魚本先生と共に山元町にある教会「のぞみセンター」を訪問しました。ここは2012年に三浦綾子さんの本を贈呈して以来でした。

2020年9月2日(水) / 最終更新日時 : 2020年9月2日(水) 森下 辰衛 ホロコースト

それでも人生にイエスと言う ー フランクルの思想

今日9月2日はV.E.フランクル(Viktor Emil Frankl 1905-1997)の命日です。ウイーンのユダヤ人家庭に生まれたフランクルは、ウイーン大学でフロイトらに精神医学を学びました。1941年、ナチス当局より出頭命令が来ました。一年間ウイーンのユダヤ人病院の精神科に勤務したのち、翌年9月収容されました。その直前にアメリカ亡命のビザを手に入れましたが、両親や結婚9ケ月の妻を置いて行くことはできなかったのです。

2020年8月29日(土) / 最終更新日時 : 2020年8月29日(土) 森下 辰衛 創作

どら猫と一寸法師

私のあだ名はどら猫だった。これが女の子につけるあだなかよ?と思うが、いちばん私を知っている親がつけたのだから仕方ない。ぐるるる。
中学二年生の秋だった。どんな事情だったか忘れたけど、ある日曜日、私たち女の子四人と男の子四人のグループで映画を見に行った。その中に彼もいた。

2020年8月25日(火) / 最終更新日時 : 2020年8月26日(水) 森下 辰衛 文学散歩

いたましくも尊いこと ー 文珠分教場の子どもたちとの別れ

1941(昭和16)年8月25日、歌市内の神威小学校の文珠分教場の二学期の始業式に合わせて離任式がありました。秋から堀田綾子先生は旭川の啓明小学校に移ることになったからです。16歳11か月から19歳4か月までの約2年半、人生で初めて家族と離れて住んだ地神威を、綾子さんは去りました。

2020年8月24日(月) / 最終更新日時 : 2020年8月25日(火) 森下 辰衛 文学散歩

オホーツク土産

釧網線(釧路―網走)の斜里駅は正確には知床斜里駅。1925年(大正14)年、国鉄の斜里駅として開業し、1998年に知床斜里駅に改称しました。駅前には巨大なオジロワシ像が立っています。でも、大事なのはその向こう左に見える斜里セントラルホテル。ここには以前(少なくとも2006年には)斜里館という旅館が立っていました。三浦綾子の一番最初の小説「暗き旅路に迷いしを」で「S館」と記されている宿です。

2020年8月24日(月) / 最終更新日時 : 2020年8月26日(水) 森下 辰衛 三浦光世

8月24日は握手記念日

8月24日は1955(昭和30)年、光世さんが綾子さんを見舞った三回目の日。この日光世さんは「神よ、わたしの命を堀田さんに上げてもよいですから、どうか堀田さんを癒してください」と祈りました。なぜこんな祈りができたのでしょう?前回、2回目の訪問は7月3日でした。そのとき綾子さんは一冊のアルバムを見せてくれました。

2020年8月24日(月) / 最終更新日時 : 2020年8月24日(月) 森下 辰衛 シモーヌ・ヴェイユ

シモーヌ・ヴェイユと三浦綾子

今日8月24日はフランスの思想家シモーヌ・ヴェイユが亡くなった日です。1943年、第二次世界大戦中に英国アシュフォードで、彼女は34歳で客死しました。「戦後フランスの精神的再建への青写真」の作成に最期の力を注ぎながらも、彼女にとってナチスドイツに蹂躙され傷つけられた祖国の苦しみを感じつつ離れてあることは、強い痛みでもありました。

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森下 辰衛 / Morishita Tatsue

photo_morishita

三浦綾子読書会代表/三浦綾子記念文学館特別研究員

 1962年岡山県生まれ。1992年から2006年3月まで福岡女学院短大および大学で日本の近代文学やキリスト教文学などを講義。2001年より九州各地で三浦綾子読書会を主宰、2011年秋より同代表。
 2006年、家族とともに『氷点』の舞台旭川市神楽に移住し、三浦綾子文学館特別研究員となる。2007年、教授の椅子を捨て大学を退職して以来、研究と共に日本中を駆け回りながら三浦綾子の心を伝える講演、読書会活動を行なっている。
 著書に『「氷点」解凍』(小学館)、『塩狩峠』の続編小説『雪柳』(私家版)、編著監修に『三浦綾子366のことば』『水野源三精選詩集』(いずれも日本基督教団出版局)がある。NHKラジオ深夜便明日への言葉、テレビライフラインなどに出演。



公式Twitter @Morishita Tatsue





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