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「カバの背中に乗って」森下辰衛の公式ブログ

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2020年8月22日(土) / 最終更新日時 : 2020年8月23日(日) 森下 辰衛 文学散歩

手を伸ばせば天井に届きたりき ー 三浦光世の短歌➅

             手を伸ばせば天井に届きたりきひと間なりき吾等がはじめて住みし家なりき    光世さんは三歳の時に父親を結核で亡くしています。父を殺した菌は光世少年の中にも侵入し十七歳のときには腎臓結核で腎臓を片 […]

2020年8月21日(金) / 最終更新日時 : 2020年10月10日(土) 森下 辰衛 おたより

おたより ⑤

最近届いたおたよりからいくつかを紹介させていただきます。メールの方、SNSの方、葉書の方、お手紙の方、四人とも違う方法でご感想をくださいました。ありがとうございました。励まされます。

2020年8月19日(水) / 最終更新日時 : 2020年8月19日(水) 森下 辰衛 プライベート

野の花を見よ - 受洗記念日に

私は1990年8月19日に山口市のインマヌエル山口教会という所で洗礼を受けてキリスト者になりました。今日は30年の記念の日です。30年前のその日、「私はあなたを信頼します」と告白したのです。でも、今年は読書会や講演会、様々なセミナーや教会が主催する特別集会などが次々キャンセルになり、自分の労働で得る収入が激減。時々、ちらっと不安になります。

2020年8月19日(水) / 最終更新日時 : 2020年8月19日(水) 森下 辰衛 三浦綾子読書会

「マッテイルコトハ、ジンセイノタノシミ」― 文学館読書会再開

昨日8月18日13時半から約2時間、三浦綾子記念文学館での読書会を再開しました。2月以来半年ぶりの、まさに“待ちに待った”例会になりました。課題は『天北原野』上巻「藤八拳」の章の前半25ページほど。いつもの半分ほどの7人の参加者でしたが、全員マスクをして1ページずつ輪読し、10分ほど置いて、のち語り合いました。

2020年8月16日(日) / 最終更新日時 : 2020年8月16日(日) 森下 辰衛 西村久蔵

岡藤丑彦 ― 西村久蔵の友

翌年の秋、突然O君は私の駐屯していた張家口をはるばる尋ねて来た。そして身を北京の朝陽門外の聖者と言われていた清水安三先生宅に置いた。彼の北支を訪れたのは長い長い真剣な祈りの結果、主のお答を得てのことで、その主因は「西村は軍隊に籍のあったばかりに、殺戮の戦場に立たねばならぬ。私はその罪の償いとして中華の人に奉仕せねばならぬ」という信仰からの決断であった。病後の身で妻子三人を残し、汽車賃百円だけ持っただけで主の御旨を堅く信じて戦乱の北支に来たのであった。

2020年8月15日(土) / 最終更新日時 : 2020年8月15日(土) 森下 辰衛 ホロコースト

あなたは、わたしの孤独を支えてくれる唯一のもの ― ゼルマのアルバム

    悲劇
最も重いことは、自分を投げあたえること、
そして人間とは余計な存在であると知ること、
自分をすっかりあたえること、そして人が煙のように
無に帰してしまうと考えることである。
 ― 終わりまで書く時間がなかった。申し訳ないけど、これで許して下さい。これが私にできる精一杯の事 ゼルマ

2020年8月6日(木) / 最終更新日時 : 2020年8月6日(木) 森下 辰衛 三浦綾子を読む

広島の母、浦上の母 ― 平和の祈りへ

『銃口』で、昭和20年8月21日、北森竜太と山田佐登志曹長は金俊明に助けられて下関へ帰還しました。その後、山田は広島に、竜太は旭川に帰って行きました。その竜太のもとに、しばらくして広島の山田から手紙が届きました。山田は原爆で跡形もなくなった家のあった場所に立って呆然としました。母は死んだと思いました。しかし「絶対この場にいたとは限らない。勝手に決めて絶望するのは止めろ」と言って励ましてくれる人がいました。

2020年8月4日(火) / 最終更新日時 : 2020年8月4日(火) 森下 辰衛 ホロコースト

「見て、ねえ、見て」― アンネ・フランクと三浦綾子

アンネの家族は、父母と、姉のマルゴと、アンネの四人家族でした。有名な『アンネの日記』は、1942年6月12日、13歳の誕生日に父オットーから贈られたサイン帳に書かれました。1942年7月5日、マルゴに対してユダヤ人移民センターに明日出頭するようにとの命令が来たことから、6日朝一家は準備していた隠れ家に移動しました。
『アンネの日記』は、このアムステルダムの隠れ家生活の中で書かれました。1942年7月6日から、1944年8月4日までの隠れ家生活でした。

2020年8月3日(月) / 最終更新日時 : 2020年8月3日(月) 森下 辰衛 三浦綾子を読む

「片隅のいのち」

「片隅のいのち」は、1973年8月3日号の「週刊朝日」に掲載された三浦綾子さんの短篇小説です。朝日新聞社刊の『三浦綾子作品集第五巻』と主婦の友社刊の『三浦綾子全集第六巻』に収録されています。本来なら短篇集『毒麦の季』か『死の彼方までも』に入っているべきものですが、単行本には未収録です。『石ころのうた』の完結の月、『細川ガラシャ夫人』の連載中でした。

2020年8月1日(土) / 最終更新日時 : 2020年8月1日(土) 森下 辰衛 長野政雄

『塩狩峠』長野政雄の聖書 下

昨日7月31日は『塩狩峠』の主人公永野信夫のモデル長野政雄の誕生日でした。1880(明治13)年でしたから、140年になります。塩狩峠での殉職事故から100年だった2009年の記念の時に研究して考えたことをその後にまとめた文章です。想像も多く、若干の時代考証的問題もあるように思いますが、そのまま掲載します。研究なさる方の踏み台的参考資料にしていただければと思います。

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森下 辰衛 / Morishita Tatsue

photo_morishita

三浦綾子読書会代表/三浦綾子記念文学館特別研究員

 1962年岡山県生まれ。1992年から2006年3月まで福岡女学院短大および大学で日本の近代文学やキリスト教文学などを講義。2001年より九州各地で三浦綾子読書会を主宰、2011年秋より同代表。
 2006年、家族とともに『氷点』の舞台旭川市神楽に移住し、三浦綾子文学館特別研究員となる。2007年、教授の椅子を捨て大学を退職して以来、研究と共に日本中を駆け回りながら三浦綾子の心を伝える講演、読書会活動を行なっている。
 著書に『「氷点」解凍』(小学館)、『塩狩峠』の続編小説『雪柳』(私家版)、編著監修に『三浦綾子366のことば』『水野源三精選詩集』(いずれも日本基督教団出版局)がある。NHKラジオ深夜便明日への言葉、テレビライフラインなどに出演。



公式Twitter @Morishita Tatsue





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