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「カバの背中に乗って」森下辰衛の公式ブログ

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2020年9月26日(土) / 最終更新日時 : 2020年9月26日(土) 森下 辰衛 三浦綾子を読む

洞爺丸台風と洞爺丸遭難事件

洞爺丸遭難事件は、1954年(昭和29年)9月26日に青函航路で台風第15号(洞爺丸台風)により起こった、日本国有鉄道(国鉄)の青函連絡船洞爺丸が沈没した海難事故である。死者・行方不明者あわせて1155人に及ぶ、日本海難史上最大の惨事となった。

2020年9月25日(金) / 最終更新日時 : 2020年9月25日(金) 森下 辰衛 三浦綾子を読む

『塩狩峠』刊行52年 ― 生き続ける馬鹿力

1968年9月25日、新潮社から『塩狩峠』が刊行されました。新潮文庫として刊行されたのは1973年5月29日。※単行本は9・2・5、文庫本は5・2・9と逆並びになっていて、今日はちょうど52年経った9月25日です。3年後の1976年、新潮社は文庫フェア「新潮文庫の100冊」を始めました。

2020年9月24日(木) / 最終更新日時 : 2020年9月24日(木) 森下 辰衛 辻邦生

ただ一輪の薔薇 ― 辻邦生の啓示

辻邦生は1925年9月24日東京に生まれ、57~61年のフランス留学を経て、63年『廻廊にて』で本格的にスタートした日本人の作家(1999年没)ですが、彼の思想の基盤はリルケやトーマス・マン、プルーストなどを中心にしたドイツ、フランスの文学にありました。1959年、辻はギリシャのアクロポリスの丘で決定的な経験をしました。

2020年9月23日(水) / 最終更新日時 : 2020年9月24日(木) 森下 辰衛 水野源三

千曲川のほとり ― 源三さんの坂城と小諸の柳澤さん

源三さんは1937(昭和12)年、この町に生まれ元気に成長しますが、9歳のとき赤痢の高熱による脳性麻痺で、首から下と言葉の自由を失いました。50年に受洗。55年頃からは五十音表を使って瞬きで詩作を始め、75年に榎本保郎牧師らの尽力で第一詩集『わが恵み汝に足れり』が出版されました。以下全部で四冊の詩集が刊行されましが、84年、47歳で召天しました。

2020年9月22日(火) / 最終更新日時 : 2020年11月9日(月) 森下 辰衛 星野富弘

いつも前を歩いてくださっている方 ― 富弘さんとの対談の思い出

2012年9月22日土曜日は生涯忘れられない素晴らしい日でした。この日の午後、群馬県みどり市の富弘美術館で、星野富弘さんと共に講演と対談をさせていただきました。2012年は東日本大震災の翌年で、年の前半は被災地に綾子さんの本を贈ろうという活動をしましたが、もう一つの大きな行事が、三浦綾子記念文学館と富弘美術館が交換展、という年でした。

2020年9月20日(日) / 最終更新日時 : 2020年9月21日(月) 森下 辰衛 三浦綾子読書会

“祈りのマスク”~信州小諸から

この素晴らしい詩画は、千曲読書会の及川尚子さんの作品です。今日はこの及川さんご夫妻が営んでおられるギャラリー・懐石喫茶“麦の家”で、zoom礼拝を共にさせていただきました。詩画、服飾、料理等、多くの賜物をお持ちの及川さんですが、コロナで活動が制限された中で、祈って与えられたのが“祈りのマスク”でした。

2020年9月19日(土) / 最終更新日時 : 2020年9月19日(土) 森下 辰衛 プライベート

「手をつないで、向こう岸へ渡りなさい」ー 父の思い出

ある日、父と二人、車で町に出た時でした。青果市場の前あたりで、父が不意に道脇に車を停めました。そして、「たつえ、あの人の手を引いて、渡らせて上げなさい」と言うのです。見ると、車の前で、目の不自由ならしいおばあさんが道を渡ろうとして困っていました。私はまだ子どもで、出て行けませんでした。父はしばらく私を促していましたが、私が出ないと見ると、車を下りて、そのおばあさんの手を引いて渡らせて上げました。車に戻った父はもう何も言いませんでした。

2020年9月18日(金) / 最終更新日時 : 2020年9月19日(土) 森下 辰衛 知里幸恵

銀のしずく降る降るまわりに ― 知里幸恵召天98年

知里幸恵は1903(明治36)年、現在知里幸恵銀のしずく記念館が建っている登別市で生まれました。幸恵は7歳のとき旭川に移り住み、19歳まで伯母金成マツや、祖母モナシノウクと共に暮らし『アイヌ神謡集』を翻訳編集しました。この著作のアイヌ語のローマ字表記の正確さと独創性、日本語対訳の詩的表現力、及び序文の言葉の精神的深さは高い評価を受けています。1922年5月、幸恵は上京しますが、心臓病のため、同年9月18日、19歳という短い生涯を閉じました。

2020年9月17日(木) / 最終更新日時 : 2020年9月22日(火) 森下 辰衛 三浦綾子

「あ、男だった!」ー 初めて綾子さんに会った日

一九九五年九月一七日日曜日。その日は私にとって生涯忘れ得ない日になりました。旭川六条教会で三浦綾子さんと光世さんに初めてお会いした日だからです。この年春から福岡女学院短期大学のゼミの授業で三浦綾子を取り上げて読み始め、前期が終わった夏休みに、ゼミの研修旅行で13人の学生を連れて、初めて飛行機に乗り、初めて北海道に来たのでした。

2020年9月14日(月) / 最終更新日時 : 2020年9月15日(火) 森下 辰衛 詩

あなたとぼくと宙がえり

お父さん、もう一度
宙がえりしよう
明日
あなたを燃やす 窯の中で
すべてが弾け飛ぶ炎熱のなかで、
宙がえりしよう

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森下 辰衛 / Morishita Tatsue

photo_morishita

三浦綾子読書会代表/三浦綾子記念文学館特別研究員

 1962年岡山県生まれ。1992年から2006年3月まで福岡女学院短大および大学で日本の近代文学やキリスト教文学などを講義。2001年より九州各地で三浦綾子読書会を主宰、2011年秋より同代表。
 2006年、家族とともに『氷点』の舞台旭川市神楽に移住し、三浦綾子文学館特別研究員となる。2007年、教授の椅子を捨て大学を退職して以来、研究と共に日本中を駆け回りながら三浦綾子の心を伝える講演、読書会活動を行なっている。
 著書に『「氷点」解凍』(小学館)、『塩狩峠』の続編小説『雪柳』(私家版)、編著監修に『三浦綾子366のことば』『水野源三精選詩集』(いずれも日本基督教団出版局)がある。NHKラジオ深夜便明日への言葉、テレビライフラインなどに出演。



公式Twitter @Morishita Tatsue





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