2021年6月1日(火) / 最終更新日時 : 2021年7月30日(金) 森下 辰衛 おたより おたより ⑯ 最近いただきましたおたよりから、いくつかをご紹介します。熱烈なラブレターで、感激しつつ、恐縮以上にタジタジですが、強力なお励ましと、感謝しています。オンラインで講演しました内容をとても良く理解してくださっていますので、皆さまの参考にもなると思います。
2021年3月18日(木) / 最終更新日時 : 2021年3月20日(土) 森下 辰衛 おたより おたより⑮ 最近いただきましたおたよりから、いくつかをご紹介いたします。ここ二か月ほどブログ記事は冬眠状態でしたが、そろそろ春。穴から出て来る熊のように眠りから目覚めたいと思います。たわいないと思えることでもうれしく励まされますので、お便りください。
2021年1月10日(日) / 最終更新日時 : 2021年3月20日(土) 森下 辰衛 三浦綾子を読む 伝えられなかった「最後のメッセージ」 弾圧の時代を生きた元教員が遺した原稿 北海道新聞の佐竹直子さんからおたよりいただきました。佐竹さんは『銃口』の北海道生活綴方事件の先生たちが残した資料を丹念に後づけ事件の実像に迫った『獄中メモは問う 作文教育が罪にされた時代 』(道新選書)で日本ジャーナリスト会議賞他を受けられました。最近また、すばらしい記事を書かれました。数か月前に紹介した生活図画事件の松本五郎さんについてのものです。ぜひお読みいただければと思います。
2020年11月2日(月) / 最終更新日時 : 2020年11月2日(月) 森下 辰衛 島崎光正 早苗といふは、わが母の名-島崎光正 今日11月2日はキリスト教詩人島崎光正の誕生日です。島崎さんは長く「信徒の友」の詩の欄の選者を務め、同じ障害者キリスト教詩人の星野富弘や水野源三を見出した人でもあります。三浦綾子とも交わりがあり、自伝『星の宿り』の中の、詩を書いて治安維持法違反で連行尋問される部分は『銃口』の参考文献のひとつになりました。
2020年10月30日(金) / 最終更新日時 : 2020年10月30日(金) 森下 辰衛 三浦綾子を読む もう一つの『銃口』-『松本五郎・菱谷良一「無二の親友展」図録』(増補版)紹介 昭和15~16年、北海道生活綴方連盟事件と共に起きた生活図画事件をご存知でしょうか。この「生活図画事件」で、当時逮捕・投獄された旭川師範学校の同級生2人が、一年前の2019年11月、共同絵画展「無二の親友展」を札幌市西区の「ギャラリー 北のモンパルナス」(企画:田中みずきさん)で開催しました。その時の図録(増補版)を、企画された田中みずきさんから最近頂きました。
2020年10月13日(火) / 最終更新日時 : 2020年10月28日(水) 森下 辰衛 おたより おたより ⑧ 最近いただきましたおたよりから、いくつかを抜粋でご紹介します。遠藤周作の「沈黙」と「塩狩峠」、医療と科学と自然界の問題、旭川空港の除雪体制、三浦家での体験談など、興味深い話題も沢山です。
2020年8月6日(木) / 最終更新日時 : 2020年8月6日(木) 森下 辰衛 三浦綾子を読む 広島の母、浦上の母 ― 平和の祈りへ 『銃口』で、昭和20年8月21日、北森竜太と山田佐登志曹長は金俊明に助けられて下関へ帰還しました。その後、山田は広島に、竜太は旭川に帰って行きました。その竜太のもとに、しばらくして広島の山田から手紙が届きました。山田は原爆で跡形もなくなった家のあった場所に立って呆然としました。母は死んだと思いました。しかし「絶対この場にいたとは限らない。勝手に決めて絶望するのは止めろ」と言って励ましてくれる人がいました。
2020年5月13日(水) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 前川正 桜散る神楽岡公園を歩く 2020年5月12日、桜散る神楽岡公園周辺を歩く文学散歩へようこそ。『草のうた』『銃口』『この土の器をも』「雨はあした晴れるだろう」など舞台になっています。
2020年5月4日(月) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 文学散歩 忠別川の橋 ― 遡る春 旭川は川の集まる町。その一つ、忠別川の橋の風景を、旭川駅裏のクリスタル橋から、旭川空港に近い東神楽橋まで撮影しました。
2020年4月25日(土) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 三浦綾子を読む 綾子さんに「生まれてくれてありがとう」 今日は綾子さんの誕生日です。誕生から小学校卒業までを書いた自伝『草のうた』、初出は「わたしは、一九二二年(大正十一年)四月二十五日の朝、北海道旭川市四条十六丁目左二号に生まれた。わたしが生まれた時、すでに兄が三人、姉がひとり、そして、姉のようにして育った叔母がいた」と書き始められています。