2022年10月6日(木) / 最終更新日時 : 2023年6月28日(水) 森下 辰衛 おたより おたより 23 朗読CD「李(すもも)」のご感想 おたよりを紹介させていただきます。 今回は私が書きました短篇小説「李(すもも)」の朗読会の感想のおたよりを沢山いただきましたので、小説させていただきます。
2022年8月2日(火) / 最終更新日時 : 2023年6月28日(水) 森下 辰衛 おたより おたより 22 「李(すもも)」朗読会のご感想 おたよりを紹介させていただきます。 今回は私が書きました短篇小説「李(すもも)」の朗読会の感想のおたよりを沢山いただきましたので、小説させていただきます。
2021年7月13日(火) / 最終更新日時 : 2021年7月13日(火) 森下 辰衛 三浦綾子読書会 “最後まで耐え忍ぶ者は救わるべし”- 黒江勉さんを偲んで 2021年1月28日、黒江勉(くろえつとむ)さんが95歳で亡くなられました。三浦夫妻と最も長い期間友人であった方の一人で、前川正と三浦光世の両方を生で見たことのある数少ない証言者の一人でもありました。 黒江さんは1925(大正14)年6月12日、父三郎さん、母トヨさんの第一子長男(五人兄弟となる)として札幌で生まれました。
2021年6月1日(火) / 最終更新日時 : 2021年7月30日(金) 森下 辰衛 おたより おたより ⑯ 最近いただきましたおたよりから、いくつかをご紹介します。熱烈なラブレターで、感激しつつ、恐縮以上にタジタジですが、強力なお励ましと、感謝しています。オンラインで講演しました内容をとても良く理解してくださっていますので、皆さまの参考にもなると思います。
2021年3月18日(木) / 最終更新日時 : 2021年3月20日(土) 森下 辰衛 おたより おたより⑮ 最近いただきましたおたよりから、いくつかをご紹介いたします。ここ二か月ほどブログ記事は冬眠状態でしたが、そろそろ春。穴から出て来る熊のように眠りから目覚めたいと思います。たわいないと思えることでもうれしく励まされますので、お便りください。
2020年12月29日(火) / 最終更新日時 : 2020年12月30日(水) 森下 辰衛 リルケ 奇跡がないとしたら ― 前川正とリルケ 12月29日はリルケの命日です。前川正はリルケの代表作である『マルテの手記』と書簡集(こちらはドイツ語で、自分で訳してもいたようです)を愛読していました。前川は、『マルテの手記』の主人公マルテが「淋しくてならぬ、悲しくてならぬ時は」博物館に行ったと書かれているのに倣って、自分も悲しいときには図書館に行くのだと綾子宛の手紙に書いています(『生命に刻まれし愛のかたみ』p.30)。
2020年12月28日(月) / 最終更新日時 : 2023年6月28日(水) 森下 辰衛 小説 李(すもも)―前川秀子から綾子への手紙 抄3 三月末、ぬかるんでいた道の雪も少なくなって、馬糞風が吹き始めるころでした。札幌の大学近くの下宿の住所で、あの子から葉書が来ました。大学病院で診てもらった結果を簡単にしるしたあと、「一年遅れの成人のお祝いのようです」と、一行書かれていました。青いインクのいつもと変わらない文字でした。それから、身の回りの片づけをして旭川に帰って来た日、夕食が終わって、お茶を出すとき、柱時計が八回鳴りました。
2020年11月16日(月) / 最終更新日時 : 2023年6月28日(水) 森下 辰衛 小説 李(すもも)― 前川秀子から綾子への手紙 抄 2 珍しく雪の遅い年でした。胸を病む人のいる家にはありがたいことでしたが、でも季節はいつまでも猶予してはくれません。その日、昭和二十八年の十一月十六日、お昼から旭川に初雪が降り始めました。気温も下がって初雪がそのまま根雪になりそうな気配でした。雪を見た正は、あなたの家に行くと言いだして、着替えを始めたので、驚きました。
2020年11月10日(火) / 最終更新日時 : 2020年11月10日(火) 森下 辰衛 文学散歩 秋の春光台公園文学散歩 春光台公園は、旭川市中心部から北へ約5 kmに位置し、なだらかな丘陵地に帯状にある面積52.42ヘクタールの公園です。国道12号(旭川新道)が公園南側を通り、北海道道72号旭川幌加内線が縦断して公園を東西に分けています。園内東側の沢筋には約750mに渡ってミズバショウが自生しています。三浦綾子の自伝小説『道ありき』の舞台です。
2020年10月30日(金) / 最終更新日時 : 2020年12月3日(木) 森下 辰衛 三浦光世 あなたの微笑みの意味-三浦光世の短歌⑦ 今日10月30日は、光世さんの7回目の召天記念日です。光世さんは、私たちに、微笑みというものの意味と力を教えてくれた人でした。あの微笑みの優しさと温かさを、私たちは忘れることが出来ません。 「着ぶくれて吾が前を行く姿だにしみじみ愛し吾が妻なれば」を読みます。