2020年4月16日(木) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 三浦綾子を読む ご当地チロル よいとまけ 発見! “ご当地チロル よいとまけ”を旭川市内のスーパーマーケットで発見しました!よいとまけを作っているのは小林多喜二の伯父さんが創設した会社です。
2020年3月27日(金) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 コロナの時代に 「わたしをどのようにでもなさってください」― 旭川六条読書会 首都圏は緊迫して来ているようで心配していますが、こちらは非常事態宣言が解かれ、最近は感染者が出ていない旭川です。昨夕は旭川六条教会で読書会が開かれました。参加者7人でした。換気、対人距離、マスク(ない人もいましたが)、飲み物(持参に切り替え)に気をつけました。
2020年3月20日(金) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 三浦綾子を読む 春を待つこころ ― 『天北原野』から 週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行きました。そして墓の外に立って泣いていました。彼女がこの世でただ一人愛する人、彼女にとっての命であった存在、彼女の心をその愛で満たしてくださった唯一の方が無残にも、死によって彼女から取り去られたからです。彼女はその人の墓に来ました。そこにあるのは彼女の愛の希望が本当の終わりになったことの確認だけでした。
2019年12月24日(火) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 三浦綾子を読む 約束 ― 「桜の下」(『塩狩峠』)から 「人間には、命をかけても守らなければならないことがあるんだよ。わかるか?」 四年生になった信夫は、女子便所におばけが出るかどうか確かめるため、級友たちと夜八時に桜の木の下に集まる約束をした。ところが夜七時過ぎに雨に風をまじえるようになると、信夫はこんな雨の中を出ていかなければならないほど大事なことではないと考える。そんな信夫に父貞行は言う。