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「カバの背中に乗って」森下辰衛の公式ブログ

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2020年7月17日(金) / 最終更新日時 : 2020年7月19日(日) 森下 辰衛 友だち

舟

この「舟」は、私のホームページ「向こう岸へ渡ろう」から発想して作ってくださいました。クスノキの匂いがとても良いです。長澤さんは『道ありき』のときもそうでしたが、テーマをゆっくりとかみ砕いてから時間をかけて咀嚼して、単純で強く、爽やかで深いフォルムを掘り出してゆかれます。

2020年7月16日(木) / 最終更新日時 : 2020年7月16日(木) 森下 辰衛 文学散歩

多くのドラマの起終点―旭川駅開業122年

旭川駅は、1898(明治31)年7月16日北海道官設鉄道上川線の駅として開業しました。木造駅舎で、駅前には小沼が点在しヤチハンノキの巨木がたっていました。当時の読みは「あさひかわ」。8月12日に天塩線(現在の宗谷本線)開業。1899(明治32)年9月1日には十勝線(現在の富良野線)開業。同じ年に三浦綾子文学館がある外国樹種見本林の植樹も始まっています。

2020年7月16日(木) / 最終更新日時 : 2020年7月16日(木) 森下 辰衛 三浦光世

君を想ふ夕べかなしくて ― 三浦光世の短歌④

君を想ふ夕べかなしくて袖に来し白き蛾を鉢の菊に移しぬ
光世さんが綾子さんと出会って、一年後の夏の歌です。この歌に詠まれた夕べの「かなし」さは、「君」への愛しさでもあるけれども、ギプスベッドに捕われのその人の病状の深刻さを想い心配する「かなしさ」でもあるでしょう。日本語の「かなし」が「愛し」と「悲し」との二つの要素を持つこと、あるいは根源的には一つであって、分けがたい深みでの悶えと祈りの心であることが、よく分かる歌です。

2020年7月14日(火) / 最終更新日時 : 2020年7月31日(金) 森下 辰衛 西村久蔵

貴方は尽きざる愛の源泉でした ― 西村久蔵の葬儀

1953年7月14日火曜日午前10時から、札幌北一条教会で西村久蔵の葬儀が執り行われました。オルガンの前奏、祈祷、森牧師による式辞、そして札幌禁酒会会長(現酪農学園創立者、現雪印メグミルク創立者)黒沢酉蔵、キリスト村入植者代表平林正哉、北星学園園長安孫子孝次、北海道議会議長蒔田余吉、簾舞療養所療養者代表菅原豊(後に同人誌「いちじく」を主宰し三浦夫妻を出会わせた)ら、11名によって弔辞が読まれました。

2020年7月13日(月) / 最終更新日時 : 2020年7月13日(月) 森下 辰衛 三浦光世

夫は妻を自分のからだのように愛すべし

翌7月13日の朝は、二階から階段を降りるのに、今までにないほど難儀しました。一段ごとに尻もちをつくのです。光世さんは綾子さんの左手をとって先導しました。声を大にして励ましても、綾子さんは一段ごとに坐りこみました。光世さんも汗をびっしょりかくほどでした。洗面をする力もなく、熱を計ると高熱でした。熱は午後には39度8分まで上がりました。

2020年7月12日(日) / 最終更新日時 : 2020年7月31日(金) 森下 辰衛 西村久蔵

「いま、うちのおとうさんが、死んだよう」

1953年7月12日午前8時15分、西村久蔵は55歳の生涯を終えました。心臓の弁の故障を抱えての過労による衰弱に加え、10日には脳溢血で意識不明になりましたが、一旦回復。しかしその後「見るに耐えないほどの苦しみ(金田隆一)」を経て、召されてゆきました。

2020年7月11日(土) / 最終更新日時 : 2020年10月10日(土) 森下 辰衛 おたより

おたより ③

最近いただいたお便りのいくつかをご紹介します。ご感想やご助言、こんなこと知ってるよといったことがありましたら、お便りいただけるとうれしいです。

2020年7月10日(金) / 最終更新日時 : 2020年7月10日(金) 森下 辰衛 三浦綾子を読む

遂に七月十日の朝が来た ― 『氷点』入選発表の日

遂に七月十日の朝が来た。早朝六時、店の雨戸がガンガンと叩かれた。新聞配達の人が、朝日新聞を一抱え持ってきてくれた。入選の記事がデカデカと出ていた。
今日くらいは休んでくれるかと思ったが、三浦はいつものように、弁当を持って勤めに出ていった。

2020年7月9日(木) / 最終更新日時 : 2020年7月25日(土) 森下 辰衛 森鴎外

石見人 森 林太郎トシテ死セント欲ス ― 鴎外忌

今日7月9日は森鴎外の命日です。1922(大正11)年でした。三浦綾子が生まれた同じ年の二か月半後になります。鴎外は結核の症状が重くなり死に臨んだとき、東大医学部時代からの親友賀古鶴所に頼んで口述筆記によって遺言書を綴りました。

2020年7月7日(火) / 最終更新日時 : 2020年7月7日(火) 森下 辰衛 プライベート

薔薇のスタビスキー ― みかんさんの誕生日

今日7月7日は森下みかんさんの誕生日。随分生きて来ました。お祝いに次女sonokoと二人で市内の最近再開した店でお茶して来ました。その間一人で留守番をしていたところに、COOP札幌の宅配の人が来て、
「わっ、びっくりしました!……ご、ご主人が」
   と青ざめるので、何だろう?と思って振り返ると、魔除けの“薔薇のスタビスキー”ではありませんか。

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森下 辰衛 / Morishita Tatsue

photo_morishita

三浦綾子読書会代表/三浦綾子記念文学館特別研究員

 1962年岡山県生まれ。1992年から2006年3月まで福岡女学院短大および大学で日本の近代文学やキリスト教文学などを講義。2001年より九州各地で三浦綾子読書会を主宰、2011年秋より同代表。
 2006年、家族とともに『氷点』の舞台旭川市神楽に移住し、三浦綾子文学館特別研究員となる。2007年、教授の椅子を捨て大学を退職して以来、研究と共に日本中を駆け回りながら三浦綾子の心を伝える講演、読書会活動を行なっている。
 著書に『「氷点」解凍』(小学館)、『塩狩峠』の続編小説『雪柳』(私家版)、編著監修に『三浦綾子366のことば』『水野源三精選詩集』(いずれも日本基督教団出版局)がある。NHKラジオ深夜便明日への言葉、テレビライフラインなどに出演。



公式Twitter @Morishita Tatsue





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