2020年3月21日(土) / 最終更新日時 : 2020年7月7日(火) 森下 辰衛 三浦光世 幼吾ら三人を置きわが母を置き ― 三浦光世の短歌 ① 幼吾ら三人を置きわが母を置き昭和二年父逝けり三十二才にて 1927(昭和二)年、三歳で父を喪った光世さんが、勿論そのときには何も分かる年齢ではなかったのですが、長い時間を経て、大人になり、わずか三十二歳で逝った父貞治さんのこころを思って詠んだ歌です。まだ二十代だった妻シゲヨさんと幼い三人の子ども(長女は既に親族の家に養子に出していました)を置いてゆかねばならなかった辛さを想いみると、きっと一人一人のこれからへの心配に、父は胸が絞られるようだっただろう。
2020年3月20日(金) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 三浦綾子を読む 春を待つこころ ― 『天北原野』から 週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行きました。そして墓の外に立って泣いていました。彼女がこの世でただ一人愛する人、彼女にとっての命であった存在、彼女の心をその愛で満たしてくださった唯一の方が無残にも、死によって彼女から取り去られたからです。彼女はその人の墓に来ました。そこにあるのは彼女の愛の希望が本当の終わりになったことの確認だけでした。
2020年3月19日(木) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 コロナの時代に 前にしか進めない ― 茨城県取手市で読書会 今日3月19日(木)午後、茨城県取手市の取手ウエルネスプラザで三浦綾子読書会講演会が参加者11名で開かれました。コロナ禍で予約されていた部屋のキャンセルが多かったために広い部屋に移ることが出来てまばらに座れ、天気も良かったので換気も充分できて、快適でした。
2020年3月13日(金) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 コロナの時代に コロナ禍の中でも読書会 昨日、コロナ先進地北海道の苫小牧の糸井福音教会で、定例の三浦綾子読書会(講演会)が開かれました。苫小牧から小樽までの札幌近郊読書会8箇所の会場教会や世話人の方々に意向をお聞きして、結果7箇所が中止(一つは部屋が狭いので私が決めました)となりましたが、苫小牧糸井の細川先生と教会員の皆さんが「こんな時だからこそ開催したい」と強く意志を表明なさったので開催することにし、行って参りました。
2020年2月27日(木) / 最終更新日時 : 2020年10月28日(水) 森下 辰衛 三浦綾子読書会 そこに“居場所”がある ― 関西語り手養成講座を終えて 今回の神戸での語り手養成講座には、東京、長野、大阪、奈良、兵庫、岡山、広島から8人が参加され、『道ありき』『塩狩峠』『母』『ひつじが丘』『氷点』『泥流地帯』『したきりすずめのクリスマス』をテーマに講演をしてください […]
2020年2月26日(水) / 最終更新日時 : 2020年3月13日(金) 森下 辰衛 三浦綾子読書会 ソウル日本人教会青年会・三浦綾子読書会スタート ーソウル・レポート⑦ ソウル日本人教会の副牧師・平島望先生から、うれしいレターが届きましたので、ほぼそのまま紹介します。平島先生は三浦綾子のが書いた伝記小説『ちいろば先生物語』に大きな影響を受けて牧師になった方で、東日本大震災の時には宮城県 […]
2020年2月22日(土) / 最終更新日時 : 2023年6月28日(水) 森下 辰衛 小説 オムニ・バス ④ 四 幼稚園のころ、虫歯がたくさんあって、私は町の歯医者に通っていた。アルマイトのデコボコのお椀で脱脂粉乳のミルクが出る給食のあと、幼稚園が終わると、祖母が迎えに来て、町へ行くバスに乗せてくれた。バスは川の流れに沿っ […]
2020年2月12日(水) / 最終更新日時 : 2020年3月16日(月) 森下 辰衛 漫才 漫才 『氷点』朗読会 A みなさんこんにちは。三浦綾子漫才の時間です。 B さて、今年は2015年、去年2014年は「氷点」入選50年の記念の年でしたが、今年は何の年か分かりますか?(※原作2015年作)A ハイ、「氷点」 […]
2020年2月4日(火) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 文学散歩 もうひとつの雪柳 2020年1月28日(火)朝、旭川市の神楽と神居を結ぶ両神橋から見た美瑛川の景色です。この朝、旭川市の最低気温は-18℃と報じられましたが、それは市の中心部でのこと。この場所では-20℃にはなっていたと思われます。空中を砂金が舞っているかのようにキラキラしていましたから、ダイヤモンドダストだったのでしょう。