2020年10月26日(月) / 最終更新日時 : 2020年10月26日(月) 森下 辰衛 八木重吉 神様の名を呼ばぬ時は お前の名を呼んでいる-茅ケ崎の八木重吉 今日10月26日は八木重吉の命日です。結核に冒され1926年5月、茅ケ崎の療養所南湖院に入院しました。ここから翌年に亡くなるまでの時期に病床で書いた詩のノートには、死という運命との闘い、遺してゆく愛しい妻と幼子への思い、神へのひたすらな信仰をうかがうことができます。死と向き合う凄絶なその時間の中でも、重吉の言葉は純化されていきました。
2020年5月28日(木) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 八木重吉 花がふつてくると思ふ 八木重吉の詩を読んでみたいと思います。「花がふつてくると思ふ」は第二詩集『貧しき信徒』に収録された作品で、私が最も好きな詩のひとつです。少し細かい読解を試みてみました。