2020年5月7日(木) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 三浦綾子を読む 三浦綾子と天国の希望 上 綾子さんが天国というものを初めてはっきりと意識したのは、前川正さんが亡くなった時だったと思います。『道ありき』にはこう書かれています。 わたしはその時になって、初めて天国を思った。昨年の七月、敬愛する西村先生を失い、それから一年もたたぬうちに、前川正も天に召された。当時のわたしは、この世よりも、天国のほうが慕わしく思われてならなかった。
2019年12月16日(月) / 最終更新日時 : 2020年3月16日(月) 森下 辰衛 漫才 漫才 三浦光世・綾子の出会い A 今年は2019年、去年は三浦綾子記念文学館開館20年の記念の年でしたが、今年は何の年か分かりますか? B ハイ、三浦文学館開館21年です。 A 当たり前のこというな。 B それじゃあ、何の記念の年でしょうか? […]