2020年7月21日(火) / 最終更新日時 : 2020年7月21日(火) 森下 辰衛 文学散歩 7月21日、夏祭りの昼下がり―『氷点』冒頭 『氷点』冒頭はなぜ1946(昭和21)年7月21日と決められたのでしょう。戦後間もなくである必要はあったと思いますが、堀田綾子にとって特別な日ではなかったように思えます。この年3月末に教員を辞職し6月から結核療養のため白雲荘に入所中でした。彼女の心が淋しさで凍えてしまう〈氷点〉の時期であったことは確かですが、物語の冒頭を7月21日に設定したのは上川神社の夏祭りに合わせるためだと考えられます。
2020年3月27日(金) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 コロナの時代に 「わたしをどのようにでもなさってください」― 旭川六条読書会 首都圏は緊迫して来ているようで心配していますが、こちらは非常事態宣言が解かれ、最近は感染者が出ていない旭川です。昨夕は旭川六条教会で読書会が開かれました。参加者7人でした。換気、対人距離、マスク(ない人もいましたが)、飲み物(持参に切り替え)に気をつけました。