2020年3月25日(水) / 最終更新日時 : 2020年7月7日(火) 森下 辰衛 三浦光世 祖父逝きし後の幾夜を平仮名を ― 三浦光世の短歌 ② 祖父逝きし後の幾夜を平仮名をたどりつつ聖書読みゐし祖母よ 父貞治さんが逝き母シゲヨさんが髪結い修行に出て、光世さんは母方の祖父宍戸吉太郎さんの家に預けられました。祖母モトは吉太郎の後添いでしたが、無類に優しい人で、血のつながらない子どもたち(光世さんの母の弟妹たち)も「実の母より優しかった」と言っていたほどだったようです。