2020年9月23日(水) / 最終更新日時 : 2020年9月24日(木) 森下 辰衛 水野源三 千曲川のほとり ― 源三さんの坂城と小諸の柳澤さん 源三さんは1937(昭和12)年、この町に生まれ元気に成長しますが、9歳のとき赤痢の高熱による脳性麻痺で、首から下と言葉の自由を失いました。50年に受洗。55年頃からは五十音表を使って瞬きで詩作を始め、75年に榎本保郎牧師らの尽力で第一詩集『わが恵み汝に足れり』が出版されました。以下全部で四冊の詩集が刊行されましが、84年、47歳で召天しました。
2020年5月20日(水) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 星野富弘 Silver trace of God’s wind 一度きりの出会いの日 2003年9月、星野富弘さんは旭川を訪れました。15年前の1988年5月20日、綾子さんが群馬県の富弘さんを訪ねて対談したとき、今度は富弘さんが旭川にお出で下さいと言ってくれたからです。その秋、綾子さんが天に召されて四年が経とうとしていました。富弘さんはこの日、念願の塩狩峠を訪れました。そしてその記念に「塩狩峠に咲いていた野菊」という詩画を描きました。