2020年7月25日(土) / 最終更新日時 : 2020年7月25日(土) 森下 辰衛 文学散歩 人の悪を思はず善を以って悪を報いよ ―「沼崎重平翁」彰徳碑 JR富良野線の美馬牛駅を出ると、駅右側前方に沼崎農場主であり美馬牛駅の開駅に功労のあった『沼崎重平翁彰徳碑』があります。沼崎重平は『続泥流地帯』に登場する医師です。1878(明治11)年、茨城県稲敷郡に生まれ、1897(明治30)年、東京医学専門学校済生学舎に入学し、医学の道を目指します。この頃安部磯雄に私淑してキリスト教に入信し、片山潜・幸徳秋水・荒畑寒村らとも親交を持つようになってゆきました。
2020年5月23日(土) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 文学散歩 新緑の常磐公園を歩く 常磐公園は旭川市常盤町の石狩川の川中島を利用して造成され、1916(大正5)年開園した広さ15・85ヘクタールの公園で、ハルニレやドロノキを中心に在来の巨樹の美しい林や千鳥ヶ池、白鳥の池などがあり、1989年には日本の都市公園百選にも選ばれています。