2020年11月7日(土) / 最終更新日時 : 2020年11月7日(土) 森下 辰衛 榎本保郎 いのり-阿南慈子さんと子どもたち 阿南慈子(旧姓奥村)さんは1954年11月7日、京都のクリスチャンの家に生まれました。父の名は奥村光琳。『ちいろば先生物語』で榎本保郎の信仰の導き手となる戦友して登場してきます。綾子さんと光世さんは、『ちいろば先生物語』の取材で慈子さんと出会ったでしょう。26歳で阿南孝也さんと結婚。二年後長男時也君、更に二年後長女七星ちゃんが生まれましたが、31歳で慈子さんは多発性硬化症(MS)を発病します。
2020年7月27日(月) / 最終更新日時 : 2020年7月27日(月) 森下 辰衛 榎本保郎 向こう岸へ渡ろう ― 榎本保郎召天の日に 7月27日、今日は榎本保郎の命日です。1977年ロサンゼルスで召されました。二日前の25日、病室には保郎の妹の松代さんと弟の寿郎さんと和子さんがベッドうを囲み、保郎に手を置いて祈っていました。そのとき、突然「シュシュシュシュシュッ」という異様な音がして、まばゆい光がベッドの上を走り、吊るされていたリンゲルに当ってカチッと音をたてました。保郎は低いうなり声をあげました。三人は互いに顔を見合せ「今の音聞いた?光を見た?」と言い合いました。
2020年5月7日(木) / 最終更新日時 : 2020年7月4日(土) 森下 辰衛 三浦綾子を読む 三浦綾子と天国の希望 上 綾子さんが天国というものを初めてはっきりと意識したのは、前川正さんが亡くなった時だったと思います。『道ありき』にはこう書かれています。 わたしはその時になって、初めて天国を思った。昨年の七月、敬愛する西村先生を失い、それから一年もたたぬうちに、前川正も天に召された。当時のわたしは、この世よりも、天国のほうが慕わしく思われてならなかった。
2020年2月26日(水) / 最終更新日時 : 2020年3月13日(金) 森下 辰衛 三浦綾子読書会 ソウル日本人教会青年会・三浦綾子読書会スタート ーソウル・レポート⑦ ソウル日本人教会の副牧師・平島望先生から、うれしいレターが届きましたので、ほぼそのまま紹介します。平島先生は三浦綾子のが書いた伝記小説『ちいろば先生物語』に大きな影響を受けて牧師になった方で、東日本大震災の時には宮城県 […]