新作講演DVD「『道ありき』に学ぶ祈り」
2021年3月17日、自主運営で三浦綾子読書会を開催しておられる山形南部教会からのご依頼で、zoomを使っての講演をさせていただきました。今回のテーマは、ご依頼で「『道ありき』に学ぶ祈り」。とても良いテーマの設定をしてくださったと、感謝しました。三浦綾子人生と信仰の中核の体験談『道ありき』、そこには、さまざまな“祈り”があります。まだキリスト者でなかった綾子さん自身の祈りと言えないようなしかし真剣な叫び、それに対する神さまからの答えや、前川正の祈りとその祈りによる成長、三浦光世の祈りと祈りの中で啓示を受けて献身してゆくプロセス、そして今回初めて語ったのは、前川正の母の祈り、そしてその母だけがそのゆえに分かったであろうことでした。祈り、それは何らかの宗教を持つ者だけの権利ではありません。すべての人間、あるいはもしかしたらすべての存在に与えられた、奇蹟の扉の鍵、その生を掘って深めてくれる農具、成長発見を与える書物のようなものかも知れません。『道ありき』を通して学んでみましょう。ぜひお聴き下さい。教会の集会にもお使いいただけると思います。約60分
※ご注文は、E-mail: shiokaripass@gmail.com(森下)まで。1枚1500円(送料等すべて込)。DVDをお送りしますスマートレターパック等に同封の郵便振替用紙でお支払いください。
このブログを書いた人
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1962年岡山県生まれ。1992年から2006年3月まで福岡女学院短大および大学で日本の近代文学やキリスト教文学などを講義。2001年より九州各地で三浦綾子読書会を主宰、2011年秋より同代表。
2006年、家族とともに『氷点』の舞台旭川市神楽に移住し、三浦綾子文学館特別研究員となる。2007年、教授の椅子を捨て大学を退職して以来、研究と共に日本中を駆け回りながら三浦綾子の心を伝える講演、読書会活動を行なっている。
著書に『「氷点」解凍』(小学館)、『塩狩峠』の続編小説『雪柳』(私家版)、編著監修に『三浦綾子366のことば』『水野源三精選詩集』(いずれも日本基督教団出版局)がある。NHKラジオ深夜便明日への言葉、テレビライフラインなどに出演。
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