新刊『雪の上の足あと』森下みかん
2021年12月10日、『天国への列車』から5年ぶりの短篇小説集が出来ました。
表題作の「雪の上の足あと」は前作からつながる、つながりを求めながら見失っている“いのちたちの哀しみ”を描く佳篇。ちょっと怖くてかなり可笑しい教会ホラーコメディ「吸血鬼と呼ばれた男」、自伝的掌編「バターボール」、アメリカ西海岸を思わせるハイウェイを舞台に愛の不毛と孤独を描く「人形ハイウェイ」ほか、6篇。
四六判 137ページ 定価 1320円(税込) 送料180円(冊数により変わります)
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※ 藜光舎(れいこうしゃ)は新しく家内制で始めた出版社です。よろしくお願いいたします。
このブログを書いた人
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1962年岡山県生まれ。1992年から2006年3月まで福岡女学院短大および大学で日本の近代文学やキリスト教文学などを講義。2001年より九州各地で三浦綾子読書会を主宰、2011年秋より同代表。
2006年、家族とともに『氷点』の舞台旭川市神楽に移住し、三浦綾子文学館特別研究員となる。2007年、教授の椅子を捨て大学を退職して以来、研究と共に日本中を駆け回りながら三浦綾子の心を伝える講演、読書会活動を行なっている。
著書に『「氷点」解凍』(小学館)、『塩狩峠』の続編小説『雪柳』(私家版)、編著監修に『三浦綾子366のことば』『水野源三精選詩集』(いずれも日本基督教団出版局)がある。NHKラジオ深夜便明日への言葉、テレビライフラインなどに出演。
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