2020年7月1日(水) / 最終更新日時 : 2020年7月6日(月) 森下 みかん 小説 旭川G7 ⑥ だれかが俺を 土手の、下の道を歩いていると、上の道をジイが行く。買い物カートを押してゆっくりと……。私も、自転車を押してゆっくりと。離れているけど並んでいる。お日さまニコニコ。ジイもニコニコ。あれっ!ジイが消えた。